マンションやアパートの賃貸経営をしていると、よくあるトラブルとして水漏れがあります。
ですがよくあるトラブルにも関わらず実際に起きたとき、入居者さんから大家さんに連絡が来て
大家さん
と、慌てる大家さんは多いです。
そのため今回は水漏れが起きたときに
- 大家としての責任と費用の話
- 水漏れが起きたときの管理会社の対応
- 入居者さんとのよくあるトラブル
この3点について詳しく解説します。
これを読んでおくと、いざというときに慌てずに対応できます。
ぜひ一度目を通してみてくださいね。
水漏れが起こったときの対処は下記を参考にしてください。
賃貸物件で原因不明の水漏れトラブル発生!大家さんや管理会社はどう対応する?賠償責任は?
■水漏れトラブルで大家さんはどこまで責任を取るのか
まずは水漏れトラブルが起きたときの責任範囲のお話をしておきましょう。
蛇口破損の場合:入居者さんor大家さん負担
まず水漏れトラブルとしてあるのが蛇口破損。
蛇口破損の場合はケースbyケースで、
- 経年劣化による破損:大家さん負担
- 無理な使い方をして破損:入居者さん負担
となります。
基本的に経年劣化の場合大家さんの負担となるのですが、入居者さんが誤った使い方(例えば無理して外そうとしたなど)をした場合は入居者さんの負担となるのです。
部屋に水漏れしてしまった場合:大家さん負担
本格的に部屋に水漏れしてしまった場合、管理者側の大家さんの責任となります。
部屋への水漏れは、配管の経年劣化とみなされ、その範囲の修理は管理者としての大家さんの責任となるからです。
倉川
■水漏れが起きたときの費用目安
さて、ここからは水漏れが起きたときに想定される費用目安について解説していきます。
目安となる水漏れ工事費用は10万円?
実際に水漏れが起きた場合、だいたいの目安ですが、
1R+バルコニー付きの広さ(3~4平米)であれば、漏水工事は10万ぐらいが目安となります。
100平米ほどある広いテナントの場合は100万円以上かかることがあります。
修理費用を抑えるポイント:業者を比較する
水漏れトラブルが起きた場合は、出来れば修理業者を比較しましょう。
なぜならば水漏れの修理費用には業者によってかなり差があるからです。
実際に広い部屋で水漏れトラブルが起きたとき、業者を比較したら100万円以上差が出ることがありました。
なので出来れば数社検討することをおすすめします。
■水漏れが起きたときに管理会社がしてくれること
水漏れが起きたときに対応してくれるのが管理会社。
でも実際に水漏れが起きたときに、管理会社はどこまで対応してくれるのか?
それについて詳しく解説していきます。
一般的な管理会社:24時間対応出来ないことが多い&業者の比較検討なし
一般の管理会社の場合、入居者さんから連絡を受けたら水漏れ業者に修理依頼をしてくれます。
ただし、急ぎで対応するため水漏れ業者を比較検討することなく依頼するのが一般的です。
そのため実はもっと抑えられるのに、修理費用が想定より多くかかることがあります。
また水漏れトラブルが夜に起きた場合、入居者さんはかなり困ることがあります。
なぜなら一般的な管理会社は24時間電話対応出来ないことが多いからです。
倉川
そのため、後々トラブルに発展する可能性があります。
当社の場合:すぐに対応&業者を徹底比較で修理費用を安くする
当社の場合、入居者さんから水漏れトラブルには社員がすぐに現地に駆けつけて対応するようにしています。
またそれだけでなく、
- 業者を数社比較検討して費用を安くする
- 業者が来るまで水漏れの被害が広がらないように、簡易工事にも対応
- 入居者の連絡は24時間受け付ける
といったところまで対応しています。
実際最近あった水漏れの事例があるのでご紹介しましょう。
当社で1万円の簡易工事&しっかり業者比較検討したケース
雨が降っていた日に、管理をしている3階建てのテナントから水漏れ被害の連絡がありました。
連絡を受けて、当社の社員がすぐに現場に直行。
原因は大体把握できたので、数社に見積依頼をします。
実際業者を比較検討するとなると、どうしても数日かかってしまい、水漏れの対応が遅くなってしまいます。
そのため駆け付けた社員の手によって簡易工事(コーキング処理)をしました。
倉川
また修繕報告は、きちんとPDFにまとめ、大家さんに報告しています。
倉川
当社では水漏れなどのトラブルにすぐに対応するだけでなく、業者をしっかり比較検討して費用を出来るだけ抑え、報告もしっかり行っています。
また24時間いつでも連絡が取れるので、入居者さんや大家さんからはいつでも連絡できるから安心、というお声をいただいております。
■水漏れの際によくあるトラブル
ここからは水漏れがあったときによくある入居者とのトラブルについて解説していきます。
基本的な考え方としては、修理以外の要求に応じる必要はないという考え方になります。
ここから具体的に事例を交えてご紹介します。
引っ越し費用負担を請求された場合:支払う必要はない
水漏れにより、引っ越したいと入居者さんが希望する場合、引越費用の負担を要求されることがありますが、支払う必要はありません。
大幅な家賃減額を請求された場合:減額する必要はない
水漏れトラブルにより、もし入居者さんから家賃減額を請求された場合、応じる必要はありません。
水漏れは基本的にどこのマンションにもありえること。
また部屋としての価値が下がってわけではありませんので、減額対応する必要はないと考えます。
全ての配管の総入れ替えを要求された:対応する必要はない
もし入居者さんから水漏れによりすべての配管を入れ替えてほしい、と言われた場合、こちらも応じる必要はありません。
もちろん修理箇所に関しては対応する必要がありますが、全てというのは過剰要求になります。
■まとめ
ここまでの内容をまとめると、
- 経年劣化による水漏れは大家さん負担
- 1R+バルコニー付きの広さ(3~4平米)の場合目安となる費用は10万
- 費用を安く抑えたいなら業者を比較する
当社であれば、水漏れトラブルには迅速に対応します。
業者も比較検討して大家さんの負担にならないように、数社比較検討するので、費用を抑えたい方、きちんと対応してくれる管理会社をお探しの方はぜひ当社にお任せください。
お困りごとなど、どんな小さなご質問にもお答えいたします。
ご連絡お待ちしております。
「管理会社が何もしてくれない」「空室で困っている」などの困りごとがあれば、当社までお気軽にご連絡ください。担当者から追ってご連絡させていただきます。
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