近年、増加した集中豪雨。
関東では8月に梅雨が明けるなど、例年にない長雨で漏水被害のニュースも数多く見られます。
そこで、賃貸管理のプロである代表の倉川が「素早く修繕するための秘訣」「修繕費用を安く抑える方法」「漏水の予防と対策」をご紹介します。
大家さんにとって役に立つ情報ばかりなので、ぜひ最後までご覧くださいね。
まずは、水漏れの原因を突き止める
そもそも「漏水」とひと口に言っても、いろんな原因があります。
- バルコニーや屋上の防水(塗装やシート)の劣化
- 外壁のクラック(穴)
- 配管の損傷
- 洗面台のシャワーホースの劣化
- 水道パッキンの劣化
など
蛇口から水がポタポタ出て止まらないというケースは、パッキンを交換すればすぐに直ることが多いですが、漏水の種類によっては複数の解決策が考えられます。
倉川
例えば、お部屋の天井からポタポタと漏水した場合、次の項目をチェックすることが大切です。
- 上階のバルコニー防水が劣化していないか
- 上階の雨どいが落ち葉などで詰まっていないか
- 自室のバルコニーの窓枠の周囲や外壁が劣化していないか
お部屋の天井からの漏水は、この3点を修繕すればほぼ改善されます。
クレームを防ぐためにも!素早い修繕が大切
先日も、入居者さんから「漏水している」と連絡がありました。
1階が駐車場、2〜4階がマンションになっている物件で、1階駐車場の天井からの漏水でした。
当社は素早い対応を心がけているので、すぐに工事会社を手配して、翌日には現地を調査してもらい修繕する手はずとなっています。
倉川
当社は管理している物件の特徴を把握しているので、今回であれば配管に原因があるのではと予想がつきました。
「餅は餅屋」と言いますが、何事も専門の工事会社に頼んだほうが早いので、さっそく配管専門の工事会社に依頼しました。
また、すぐに工事していただけるように、日頃から各専門業者と親睦を深めています。工事代金の支払いも、通常は月末締め翌月末払いですが、当社は請求書が届いて3日以内に支払うように心がけています。
専門業者ではなく一般の工事業者に依頼した場合、原因解明に時間がかかる場合があります。
早く修繕しないと、入居者さんからのクレームにもつながりかねません。
加入している火災保険の補償内容によっては、保険が適応されるパターンもあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
賃貸管理の知識はこれ1冊! 知っておくと損しない〇〇保険の選び方も紹介
倉川
今回の物件は、火災保険でカバーできるので、入居者の皆さんには「水漏れによって車が汚れた場合、洗車代を弁償しますので請求してください」と説明しています。
大家さんにも、入居者さんにもご安心いただいています。
定期的なメンテナンスで漏水を予防
長梅雨だったにもかかわらず、当社が管理している物件は、幸いにも漏水被害が少なく済んでいます。
その理由は、築年数の古い物件は、昨年屋上・バルコニーの防水工事をしたところだったから。
偶然にも今年の長雨対策として功を奏しました。
倉川
工事の種類によって耐用年数は違いますが、紫外線や雨風によって劣化していくため、10〜15年に一度の防水工事をオススメしています。
長持ちするだけでなく、入居者さん・テナントさんに快適に過ごしていただけますよ。
いかがでしたか?
漏水被害に遭ったときの対処法、修繕費用を抑える方法、漏水の予防と対策についてお伝えしました。
漏水でお困りの場合は、ぜひ当社にご相談ください。
「管理会社が何もしてくれない」「空室で困っている」などの困りごとがあれば、当社までお気軽にご連絡ください。担当者から追ってご連絡させていただきます。
LivingTokyo株式会社
お電話やメールからもお問い合わせいただけます。
・電話:03-4570-2323
・メールアドレス:staff@living-tokyo.co.jp
こんにちは、LivingTokyoの堀内優子です。