不動産賃貸業をやっているから分かること:シェアハウス運営って実は難しいんです。

当社ではシェアハウスの管理も請け負っていますが、シェアハウスの運営は大変だなぁと感じています。

というのも、シェアハウスをやる、というのは一定の条件を満たしていない限り、実はとてもハードルが高いものなのです。

なぜシェアハウスは大変なのか?

ある条件とはなんなのか?

今回はそのお話をしていきます。

シェアハウスをやっていこうかなと考えている大家さんは参考にしてみてください。

 

なぜシェアハウス運営は大変なのか?

諸経費が多くて支出がかさむ

シェアハウスは基本的に、

  • 電気ガスなどの光熱費
  • インターネット費
  • 清掃代

は大家さん持ちになります。

そのため思ったよりも利益が出ないということになりやすいです。

特にシェアハウスに経験がない初心者大家さんの場合、シェアハウス特有の諸経費シミュレーションが足りず、結局利益が出ない、むしろ経費ばかりかかるということに陥りやすいです。

 

シェアハウスの相場が年々下がっている

シェアハウスの相場が年々少しずつですが下がっているという現状があります。

例えば都内で以前は8万円で貸し出せたシェアハウスも2万円ダウンの6万円で、というのも珍しくありません。

シェアハウスが流行り始めた15年前は、シェアハウス自体が少なく、当初は希少価値がありました。

またいろんな人と交流できて、明るくてオシャレな印象もあったことで、家賃も高い設定にしても、入居者が見つかりやすかったのです。

 

ですが数十年前から、窓が小さい、部屋が狭すぎるなどの違法的なシェアハウスの運営が問題になりました。

そこから役所・警察の目が厳しくなり、近年では2018年にかぼちゃの馬車問題でスルガ銀行の投資トラブルがあってから、金融機関が融資しなくなったりして、どんどん雲行きが怪しくなっていきました。

そのため現在はシェアハウス運営はあまりおすすめできないのです。

 

それでもシェアハウスをやりたいと思う方へ

趣味ではなく、利益をしっかり出しながらシェアハウスをやりたい!と思うのであれば、最初からシェアハウスとして建築している物件で運営することをおすすめします。

シェアハウスはもともと眠っていた不動産を有効活用するために生まれた形ですが、現在の市場では元からあるものを改築してシェアハウス運営するには割りに合いません。

また最初の方でお伝えした光熱費や清掃代などの諸経費を踏まえても、しっかり運営することができるかどうか確認することが大切です。

 

当社ではシェアハウス→民泊に切替しています。

ちなみに当社では、利益を出すために新しく建築して、更にシミュレーションをしてまでシェアハウスをやりたい!という人に出会ったことはありません。

なので当社では空き家で困ってシェアハウスをやろうかと思っている大家さんには、シェアハウスの大変さをお伝えし、代わりに民泊で貸し出しませんか?などの提案をしています。

 

民泊にあまりいいイメージを持っていない大家さんもいらっしゃるかもしれませんが、民泊の場合、シェアハウスのように光熱費のような諸経費がかかりません。

そのためその分経費を浮かすことができます。

また自身で民泊運営をするのではなく、民泊をやりたいと思っている人に貸し出せば、大家さんの手間もかかりません。

最近実際に都内にあるシェアハウスだった物件(駅から徒歩6分と好立地)を民泊に切り替えて募集したところ、1日でなんと5件もの問い合わせがありました。

 

駅からの近さなどの諸々の諸条件などありますが、当社ではこのようにその物件にあった提案をさせていただいております。

もしシェアハウスを考えている大家さんや、空き物件をどうにかしたいと考えている方は当社に一度ご連絡ください。

その物件にあったご提案をさせていただきます。

相談は無料です。

お待ちしております。

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「管理会社が何もしてくれない」「空室で困っている」などの困りごとがあれば、当社までお気軽にご連絡ください。担当者から追ってご連絡させていただきます。

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