当社では、入居者様との対面でのコミュニケーションを大切にしています。
例えば、賃貸物件の更新契約時も、私自ら入居者様のお住まいや会社の近くまで伺っています。
その理由は、お互いの表情や雰囲気がわかることで、メールや電話では話しづらい内容でも、気軽に話していただけるから。
そのため、入居者様は当社スタッフ全員の顔を知ってくださっています。
今回は、最近あった、ある入居者様とのエピソードをお伝えします。
配慮が必要な入居者様に、優しさと思いやりを
シェアハウスに入居いただいている専門学生のお客様が、契約を更新されるとのことで、いつものようにお話を伺いました。
こちらのお客様は、外見からはわからないのですが、突然意識を失って倒れてしまう病気をお持ちです。
援助や配慮を必要とする方が持つ「ヘルプマーク」を身につけていらっしゃいます。
倉川
私自身、こちらのお客様を通じて、初めて「ヘルプマーク」の存在を知りました。
幸い、命に別状はないそうなのですが、倒れられたときにシェアハウスにお住まいの方がパニックにならないよう、当社で事情を把握し、対応を考えることで、入居いただいているすべての方に配慮しています。
見た目にはわからなくとも、世の中には配慮が必要な方がたくさんいらっしゃいます。
優しさと思いやりが求められていると切に感じました。
「ヘルプマーク」について、詳しくはこちら。
何気ない会話から垣間見えた本心
契約更新の際、こちらのお客様から「更新料を分割にできませんか?」と聞かれました。
よくよくお話を伺うと、親御さんと疎遠で、金銭面の援助が得られそうになく、連絡も取りたくないということが判明。
倉川
普段は分割払いをお断りしているのですが、事情を察して「2回払い」で取り計らうことにしました。
さらに、病気の原因がストレスとおっしゃっていたので、少しでもストレスを取り除ければと考え、「親御さん名義でのご契約を、ご本人名義に切り替えることができます」とご提案しました。
倉川
賃貸契約について親御さんと連絡を取ること自体ストレスになっているようだったので、名義変更をご提案しました。
「親御さんには、緊急連絡先として登録する旨を電話するだけで大丈夫ですよ」とお伝えました。
こうして、契約更新も名義変更も無事完了。
お客様にストレスなく、少しでも気持ちよくお住まいいただけるのが何よりです。
今回のお客様のような「ヘルプマーク」を持っていらっしゃる方はもちろん、一人ひとりの事情を踏まえた配慮が大切だと考えています。
これからも、人に優しい管理会社でありたいと思っています。
「管理会社が何もしてくれない」「空室で困っている」などの困りごとがあれば、当社までお気軽にご連絡ください。担当者から追ってご連絡させていただきます。
LivingTokyo株式会社
お電話やメールからもお問い合わせいただけます。
・電話:03-4570-2323
・メールアドレス:staff@living-tokyo.co.jp
こんにちは、LivingTokyoの堀内優子です。